住宅街の中の山小屋

やけくそだけどなげやりじゃない。のんびり流されるままゆらゆら。

2014/03/24 クラリネットトリオ Trio Sweets d'Anches Debut Concert 感想 

大阪のドルチェ楽器であったクラリネットトリオ演奏会。以前来たときにチラシ飾ってあったので面白そうなので行ってみることに。関西フィルのコンサートでもチラシ入っていた。

http://www.dolce.co.jp/concert/osaka/img/2014-0324.jpg

 (ドルチェ楽器より引用)

プロオケ奏者の2人が吹く2本クラリネットの曲はどんなのだろなって事で。吉田悠人さんは関西フィルよく聞くので自分の中でお馴染みだけど船隈慶さんは初めて聞く。

折角、都会の楽器屋に来たので何か物色しようとリードコーナーの前うろうろしたけど何も買わず。ここはレジで割引はあるんだけど値札がメーカーの定価であんまり買う気がしない。でも割引コーナーにあったダンツィのリード3割引きで売ってたのは買ってみれば良かった!あと1箱5000円の赤い箱のリードは、いつか吹いてみたいなぁw

会場に着くと9割くらい入ってて、さすがプロオケの奏者2人の集客力!

女性ばっかりで不思議だった。オケは年配の男性、吹奏楽は学生、小さい演奏会は中年男女が主体だと思ってるけど、どれとも違う客層。クラシックっていう大きな枠では年配多めなんだろうけど、少し細かくなると客層が変るのは面白い。楽器によっても変ってくるかも。場所も関係するかな。

 

最初は、メンデルスゾーンの2本のクラリネットのための小協奏曲第2番。次はクロンマー。2本クラリネットの有名なレパートリーだけどあんまり好きじゃない。2本クラリネットは重なるのが独特の魅力ある音色で面白いと思うので重なる部分が多い曲が好き。作曲家としては芸が無いから2本の線にして複雑に絡ませよう!ってなるんだろうけど。

音出てすぐに船隈さんは息の音は音色派なんだなってわかった。結構シューシュー鳴らしてはる。一方の吉田さんは息の音全くしないのでビックリした。関西フィルの奏者なんで贔屓にはしていたけど、我らが関西フィルの人!室内楽で聴くとさらに好きになる音色!!普段オケで聴くときはさすがに息の音わからないから、どうなのかなーっと思っていたけど雑音無しの純粋なクラリネットの音だけ出す人で久しぶりに息の音は雑音だよ派を発見。

最近、息の音問題は自分がうるさすぎるのかなと思ってたりしたんだけど吉田さんの音聴いてやっぱり息の音しない人はいる!って再確認できた嬉しい。

吉田さんは芯のあるハッキリした王道の音色なので誰にでも好まれる音だと思う。

船隈さんはセルマーのレシタル使ってたけど凄い独特な音色。結構楽器見間違うけどセルマーの公式HPに船隈さん載ってるし楽器が太かったからレシタルだと思う。吹き手や本体以外の仕掛けの兼ね合いもあるけどポェーって感じでクラリネットってバビブベボ系だけどパピプペポ系の音してた。

好みがハッキリ分かれそうな音でレシタルはクラリネットじゃないって書かれたりする理由が分かった気がする。(レシタルじゃなかったら酷い間違えだw)

関西フィルの梅本貴子さんはセルマーの10SⅡらしい。同じセルマーでも全然違う音がする。↓ココに書いてあった。

NONAKA USER'S VOICE

演奏はプロオケ奏者らしく正確無比な技術で完璧で凄かった。全体を通してリードミスはもちろん小さいミスも?素人には分からないくらいで、この上ない安定感こそオケ奏者になる秘訣なのかなーっと。

オケ奏者以外の人が技術やその他色々劣るとは思ってないけど安定感だけは1つ違うレベルなのかなと感じた。

中盤にピアノ独奏でコープランドのエル・サロン・メヒコ(バーンスタイン編曲)

吹奏楽で有名な曲らしいけど自分は吹奏楽やってないので知らず。

序盤の伴奏の頃から思ってたけどスタインウェイなのに全然響かない。会場の音響のせいかなー梅田クラリネット祭の時も思ったけどピアノが響かない。独奏で蓋大きく開けたのに今ひとつ。

コープランド感はわからないけどバーンスタイン感たっぷりの曲。ただ、途中で金槌で鍵盤を叩き付けるような弾き方は指定なのかも知れないけどかなり不快だった。音もそうだしピアノが可哀想。でもあんなに鍵盤を殴りつけてもその後普通に弾けるのは凄い。一見殴りつければ良いだけに見えるけど実は絶対難しい。

その部分もあってか全体的に荒々しい感じで工事現場みたいな演奏だった。ピアノで鳴らせる音は全部ピアノの音って考え方もあるけど美しい音だけ聴きたい・・・。

最後はポンキエッリ。初めて聴く曲でマイナーなのか調べても分からず予習できなかった。

吹く前に、たくさん話すイタリア人らしくずっと会話してる感じって話してたせいか ベネットの2本のクラリネットのための会話に似てる気がする。あと工事現場から演奏会に帰ってきた感じでホッとしたw

アンコールは曲名忘れてしまった。ティータイムなんたらだったか穏やかなジャズっぽい曲。

緩い小話にどっと笑いが起きたり、ピアニストの佐竹さんの博識な解説で勉強になったり面白い演奏会だった。何より吉田さんの純粋なクラリネットの音が綺麗だった。


Eddie Daniels & Corrado Giuffredi: BRIDGES, for 2 clarinets and orchestra, by Roberto Molinelli - YouTube

 いつかコレ生で聴きたいなー重なる部分多くてかなり好き。クラリネットの部分が綺麗だから伴奏がピアノになっても絶対面白い。アンケートに今後聴きたい曲書くところあったけど曲名と作曲者忘れて書けなかった。忘れないように頭に入れとこう。

Sabine Meyer Clarinet Connection-Clarinet Concerto

Sabine Meyer Clarinet Connection-Clarinet Concerto

 

 クロンマーこのCDで予習した。安くてたくさん聴けてザビーネ・マイヤーでお得。