住宅街の中の山小屋

やけくそだけどなげやりじゃない。のんびり流されるままゆらゆら。

Trio Opus 11のブラームスのクラリネット三重奏、ブルッフのクラリネットとヴィオラのための8つの小品

Trio Opus 11/Works for Clarinet, Cello & Piano - Brahms, Bruch / Trio Opus 11 [CR015]

【曲目】
ブラームスクラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲イ短調 Op.114
ブルッフクラリネット、チェロとピアノのための8つの小品 Op.83
【演奏】
トリオ・オーパス11
 ワレーリー・ゴロホリンスキー(クラリネット
 ミハイル・ウトキン(チェロ)
 マリーナ・ゴロホリンスカヤ(ピアノ)
【録音】
2000年10月17-18日 モスクワ音楽院小ホール

ネットでアレクセイ・ゴロホリンスキーのラフマニノフ、ヴォカリーズを聴いてCD無いのかなーと思ってたらヴァレリー・ゴロホリンスキーという人のこのCDが見つかった。大手サイトだとタワレコでしか扱ってないみたい。

チェロの人、関西フィルの音楽監督デュメイに似てる。


S. Rachmaninoff - Vocalise Op. 34 - Alexey Gorokholinsky (#12 - Vocalise) - YouTube

ロシア人のゴロホリンスキー率は知らないけどそんなに上手いことクラリネット奏者のゴロホリンスキーは居ないだろうと思って調べてみるとヴァレリーとアレクセイは親子らしい。たぶんピアノの人は名前からして兄弟。

Alexey - Clarinetist

簡単な英語で書いてあったので読めた。

アレクセイはyoutubeにたくさん投稿してて歌う曲も超絶技巧も完璧にこなす人で格好いい。超絶技巧で歌う!

ブルッフの8つの小品はポール・メイエの録音を持ってるけどイマイチ好きじゃ無かったしロシア人のクラリネットってどんな風な感じなのかと思ってたので丁度いいやと買ってみた。アレクセイの方はMP3配信もしてる。

ブルッフは普通クラリネットヴィオラ、ピアノみたいだけどチェロで演奏されてる。

聴いてすぐに親子で音似てるなと思った。アレクセイの方が音圧高いけど。こんにゃく、ところてんみたいな柔軟性を感じる。そんで重くて暗い。ベルから蛇が出てきてホールをぐにゃぐにゃ飛び回るような音の動き。カーン!と直線的な動きが全くしない。

フランス人は上品、華やか、ふくよか、明るいってイメージなんだけど、ロシア人は土臭い、暗い、ふくよかって感じがする。(もちろん一人一人違うけど大まかな分類として)

ピアノはロシア風の響きだしチェロも凄い重苦しくて錆びた機関車を無理矢理走らせてますみたいなゆっくり一歩一歩重厚に進んでいって面白い。

ポール・メイエの軽快で跳ねるような演奏と真逆。テンポもゆっくり目。第4曲なんて聞き比べたら笑っちゃうほど重と軽の対比がわかりやすい。

 第7曲の跳ね方もメイエは羽が生えてるようなのにこっちは下から引っ張られてるかのように重いwでっかい石を括り付けられたチョウチョが飛ぶよう。

メイエのブルッフ聴いてイマイチだなと思った人もコレ聴いたら絶対印象変わると思う。特に重厚で暗い響きが好きな人は!

ブラームスクラリネット三重奏はストルツマンのどこまでも伸びていくような音にヨーヨーマのチェロで決定盤の一つなんだろうけど、このCDの方も良い。

とにかく一つ一つの動きが重い。よいしょっ!よいしょっ!って確実に壊れないように前に進んでいく。重いんだけど硬い音じゃないのが不思議。こんにゃくって書いたけど本当に柔らかい。

ブラームスブルッフもドイツ人だけどロシア人の室内楽だ!!っていうのが現れてるなーっと思うCD。ロシア人のクラリネットってオーケストラの一部として聴く事ばっかりだったからしっかりたくさん音聴ける室内楽って貴重。知らないだけかもしれないけどロシア人クラリネット奏者ってポール・メイエ、カール・ライスター級の有名人居ない。

ロシア音楽好きだしソチ五輪見てるのもあって最近、ロシアロシアばかり言ってる。

Time Pieces

Time Pieces

 

  アレクセイのムチンスキーも面白そう。

Delicacies

Delicacies

 

 親子でたくさんCD出しててロシアのオッテンザマー一家みたいだ。

Brahms & Reger Clarinet Quintets

Brahms & Reger Clarinet Quintets