住宅街の中の山小屋

やけくそだけどなげやりじゃない。のんびり流されるままゆらゆら。

大阪音楽大学クラリネットオーケストラ演奏会inいずみホール2013/12/17

Twitterで教えて貰ったので行ってみることに。音楽やってる人の情報網は凄い。地面の中で情報源がネットのみというモグラ人間には到底知り得ないこともたくさん知っている。

内容が良いのに聴きたいと思う人にまで宣伝が届いてない演奏会もたくさんあるんだろうなー。

今回のは、いずみホールの公演情報に書いてあるけどそんな自分の行ける範囲のホールの予定くまなくチェックするなんて無理だもん。

f:id:sutannex:20131217231056j:plain

大阪城公園駅からいずみホール方面。窓の光一つ一つの場所で自分と一生か関わることが無いだろう人たちが日常を過ごしているのは不思議。ビルの光を見たり電車から歩いてる人たちを見ると、よくこんな事考える。

大阪城ホールで誰かのコンサートらしく駅に繋がってる歩道橋にはイケメン大好きー(*^ω^*)って感じでキャピキャピした女性やダフ屋っぽいおっちゃんがたくさん居た。

f:id:sutannex:20131217231427j:plain

何となくいつもと反対側からいずみホールに侵入。この上にも吹奏楽大好きー(*^O^*)きゃぴきゃぴー(*^ω^*)って感じの女性がたくさん居た。モグラには眩しいのでホールへ。

f:id:sutannex:20131217231022j:plain

中にはクリスマスツリーがあってピカピカ光ってた。写真だからわからないけど。

シンフォニーホールのツリーの方が豪華だった気がする-。

 前回いずみホールに来たのはデュメイのチャイコフスキー交響曲第5番の時だから丁度一ヶ月ぶりくらい。笑っちゃうくらい客層が違うwおじいちゃんおばあちゃん主体のクラシックと違って半分くらいは、たぶん吹奏楽部の女子中高生でもう半分は知り合いが吹きますみたいな女子大生と子供が吹くんですよ!みたいな親世代。会場全体を覆うキャピキャピオーラでモグラ人間は窒息しそうになりました。席は真ん中の通路のすぐ横だった。

プログラム

  • カプリス 戸田顕
  • 前奏曲とカンツォーナ ノーマン・M・ハイム
  • リクディム~4つのイスラエル舞曲 J.ヴァンデルロースト
  • スカラムージュ組曲 クラリネットアンサンブルのための ミヨー 編曲 森田一
  • クラリネット吹きが壊れちゃった 酒井 格
  • 小さな家で 酒井 格

ミヨーのスカラムージュ組曲以外は全部知らない曲だ。酒井格大阪音楽大学クラリネットオーケストラに何度も作品を献呈してるみたい。

指揮者は本田耕一

クラリネット教授 本田 耕一 | 学校法人 大阪音楽大学 教員検索システム

大音のプロフィールによるとフランス系のクラリネット奏者らしい。有名かな?無知なので知らなかった。でも今日覚えた。

舞台にぞろぞろとクラリネットを持った人たちが現れてこんなにたくさんのクラリネットが一度に集まるところ見たこと無いと一人でテンション上がるw

アルトクラもバスクラも普段なら特殊な楽器なのに普通のオケのヴィオラ並みにしれっと座っていて今日は特殊じゃ無いですよオーラぷんぷん。さすがにコントラバスクラリネットは特殊オーラ出てたけどね。管体がファゴットみたいに赤い。バスクラより下の音を出す楽器は普段見ないからわかんないなー。コントラバスクラのリードとか打ってるの見たこと無いw

一曲目が始まるとクラリネット独特のぼえーぼっーっという音が会場全体に響いてやっぱりクラリネットは良いなー好きだなーと実感。

トンネルの中でオーロラを見てるというよくわからない風景が見えてきた。下水道で牛乳瓶やビール瓶をボーッと吹いたらクラリネットっぽい音出るじゃないかなーとか思ってるせいかクラリネット聴くとトンネルや下水道みたいな管っぽい空間が結構目に浮かぶ。

あの人はドイツ志向の音だなーあの人はフランス志向かなーといろいろな音色がクラリネットにあるのを再認識。楽器が詳しく見えるほどは近くなかったのが残念。たぶんだけど金メッキのリガチャーの人が殆どだったように思う。楽器は見えず。

すぐ横に座ってるわけじゃ無いのに息の音が聞こえるのには驚いた。強奏してる時も地面を這うようにシューシーソースーっと息の音が聞こえてくる。耳の良い音大生や音楽家が息の音聞こえてないなんてあり得ないから息の音も音色だよ派なのかなー?息の音は雑音だよ派なのでそれだけが残念だった。少し離れるだけでお客には聞こえないなんて言うけど後列の始まりでも聞こえてますよと言いたい。合奏で強奏でも聞こえるんだからそれは雑音なんじゃって思うけどなー。どれだけ綺麗に音の層を巻き付けても巻き寿司みたいに真ん中が不味かったらそれはダメでしょーみたいな。

途中のコンミスのソロがめっちゃ美味かった。後半の曲だったかダブルタンギングっぽい事してた。メンバー表見ると保田咲子さん。何回生なのか書いてないけど息の音してないし芯があるキラキラした明るい音でpも凜とした芯のある音で凄かったなー。

2曲目は小編成でたぶんエスクラ1べークラ4アルト1バス1コントラ1くらいだったと思う。この編成が一番良かった。2本のクラリネットのユニゾンの音とか一番好きでメンデルスゾーンのフィンガルの洞窟を連想するような綺麗な響きで良かった。特に上手い人が選抜されてるんだろうなー。4曲目だっけこれ記憶が混濁。

3曲目のリクディムが一番面白かった。大編成に戻ってイスラエル舞曲だけどノリが良くて落ち着くところもあって華やかでCD欲しいくらい。

金管が嫌いなわけじゃ無いと断った上で言うけど金管が無い大編成って良いな-。吹奏楽とか聴いてると木管が一つ一つ積み上げた石をブルドーザーに乗った金管たちが蹴散らしていくような演奏多いから。落ち着いた控えめの金管は好んで聴くくらい好きだよ!

4曲目は指が良く動くなぁ羨ましいなぁ練習せなあかんなぁと家で練習したくなった。

5曲目のクラリネット吹きが壊れちゃったはいろいろな作曲家のメロディーが出てきてラヴェルやらメサジェやらパクりすぎwってくらい耳に覚えのある旋律いっぱい。

最後の「小さい家で」は朝目覚めてから夜寝るまでの一日を音楽で表現した作品ってプログラムに書いてあったんだけどホントにあぁ今起きたなー朝食食べてるなー昼寝してるわー晩ご飯かなー最後寝たなーって感じ。

目で楽しむ音楽とか行って楽器ぐるぐる回したり踊ったりしてる人たちにコレを聴けよ!目をつぶってても自然と風景が見えてくるだろ!音だけでこんなに表現できるのに視覚に訴えるなんて愚かだよ!と言いたくなるような曲。

f:id:sutannex:20131218000400j:plain

アンコールも一曲かと思ったらまだあるの!まだやってくれるの!嬉しいけどいつ終わるの!ってくらいたくさん。アンコール2曲目のスコットランド民謡聴いたことあった。日本語名は「スコットランドの釣鐘草」らしい。


Joseph Alessi - Blue Bells of Scotland HD Quality 2011 - YouTube

調べてみるとトロンボーンでの演奏が多い。吹奏楽だと行進曲みたいに感じる。クラオケの響きだと木管のまろやかな暖かい響きで良かったんだけどなー。

オーケストラに響く クラリネット名旋律集 石野雅樹・松土正一 編

オーケストラに響く クラリネット名旋律集 石野雅樹・松土正一 編

 

 あんな風に吹きたいから練習スルヨ。あの響きの中にハイリタイヨ。

スタッカートどんな感覚で吹いてるのか聴いてみたかったなー。