住宅街の中の山小屋

やけくそだけどなげやりじゃない。のんびり流されるままゆらゆら。

相愛オーケストラ 名曲コンサート2013/12/01

Twitterで教えて貰ったので行くことにした。無料らしい、太っ腹!

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曲目が興味凄くあるって訳じゃ無くて音大のオーケストラってどんな音なんだろうって興味が先行。関西のクラリネット奏者はココ出身の人が多い気がする。次が大阪音大で京都市芸で女子大は見ないなー。ピアノだと神戸女子大とかたまに見る。

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南港って初めて来た。整いすぎてて不自然な場所だ。坂が無い場所は気味が悪いw

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校舎から釣りが出来るくらい海のそばかと思ったら違った。

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HPで見るともっと行事たくさんあるのに書いてない。手書きで面倒くさいのか!

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学内ホールなる場所は礼拝堂だった。キャンパスめっちゃ綺麗。森の中に校舎が共存してる感じ。専修大学生田キャンパスなんてボロボロだった。

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右の校舎の中から楽器の音が聞こえてくる。音大に来た感ある。

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中もめっちゃ綺麗。奥にあるピアノは120年くらい前のブリュートナーらしい。ピアノに群がっていると受付のお兄さんが説明してくれた。当時、家2軒くらいの値段がしたとか。鍵盤見せてくれようとしてくれたけど鍵がかかっていて見られなかった残念。このまえワーグナーのピアノが奈良県文化会館に来てたけど同じくらい古いよね。さすが音大。

2階はプチ楽器博物館みたいになっていて琵琶とか和楽器が置いてあった。

ホールの中は当然ながら撮影禁止。中は礼拝堂風のホールだった。立派なオルガンがある。自由席なので真ん中後方に陣取りチラシをペラペラ。面白そうなのがたくさん。そうしているとジュニアオーケストラの子供たちが出てきた。小学1年生2年生くらいかな?

最初に音出した瞬間、凄すぎて笑ってしまった!ちゃんと弦楽合奏の音がする!しっかりと幼少から音楽教育受けたらこんな音が出せるのかとビックリ。ヨーゼフ・シュトラウスの鍛冶屋のポルカを完璧に弾いていた。良かったけど自分も小さい頃にヴァイオリン習わして貰えればなーなんて思いも少し。9割が女の子で男の子にも音楽やらせる風潮になれば良いのになって思う。

次は本丸の相愛オーケストラ。こっちも9割が女性だ。アイーダ凱旋行進曲から。備品の都合からか?アイーダトランペットじゃない普通の長さのトランペットも両翼に混じって吹いていた。調性とか音色の都合はどうなってるんだろう?

指揮者が振った瞬間、あ!これは良い音だ!と思った。弦楽器が軽いんだけど悪い軽さじゃなくて良い心地の軽さで丁寧でしっとりしてる。こんなに上手いのにプロになれるのは一握りなんて恐ろしい世界。クラリネットの男性が上手だった。メンバー表があってクラリネットの男性っぽい名前は一人なのでたぶん2回生の人だろう。トランペットが割れたり裂けたりする音でフェ~って鳴ったり発音不明瞭だったのが残念。トランペットは難しいんやね。

次はアンダーソン。最近聴く機会が多い。こういう気軽に来られるファミリーコンサート的な場で使いやすい曲が多いね。この前の読売サロンコンサートでもこわれた時計演奏してたし関西フィルのいずみホール公演もアンダーソン演奏してた。

メス猫が色っぽく「みゃおー」ってオス猫を誘ってるような誘惑の多い?音色だったりタイプライター出てきたり面白い。

スーツを着た女の子がタイプライターを「演奏」していたけどどうやって練習したんだろう。あれは打楽器なのか鍵盤打楽器なのかwお金払っても良いなと思える良い演奏だった!

次はグノーの歌劇「ロメオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」

一曲ごとに演奏者が入れ替わっている。特に管楽器。クラリネットの男居なくなったのでガッカリ。やっぱり舞台に上がれず悲しい思いしてる人もいるんだろうか?

聴いたことない曲かと思っていたらリチャード・ストルツマンがオペラの吹いたCDに収録されていた曲でクラリネット曲として知っていた。コレ↓めっちゃビブラートで吹いてる。

アリア!オペラティック・ウィンド

アリア!オペラティック・ウィンド

 

 ソリストに声楽専攻科の人が出てきた。専攻科ってのはたぶん大学院みたいなものかな?華やかなドレスを着た女性が出てきた。凄く良い声をしている。一人なのにオーケストラと同じくらいの音量。

歌曲は好んで聴かないんだけど透明感ある少し甘い声で聴きやすい声。メゾ・ソプラノっぽい声だなっと思ったけどプログラムにはソプラノって書いてある。声楽よくわからないけどソプラノって「あぁ~↑↑あぁ~↑」って不快なくらい、かん高くて響く声聴くんだけどそんなこと無かった。

休憩で中谷先生(たしかそう呼ばれていた)って人がお話してくれたんだけど、オーケストラは馬で指揮者は騎手だ!馬は勝手に走るけど騎手が居るともっと良いって話だったかをしててその後に、山田一雄ベートーヴェンの第5番「運命」を振るつもりで有名なジャジャジャジャーンって振った瞬間に出てきた音が第6番「田園」の優しい旋律がなり出して騎手が居なくても馬は走りますけどねwなんて小話をしてくれた。

ちょっと前に話題になってたピアノ協奏曲の番号が違うのに完璧に弾きこなしたピアニストの話思い出した。

休憩後はショパンのピアノ協奏曲第1番から第1楽章。

ソリストに1回生の女性が出てきた。当然ながら音大は実力順だ、厳しい。

凄く深く椅子に腰掛けて肘は鍵盤と平行か少し低いくらい。ちょっと前のめりになって指をムカデの足のように器用に高速で動かす弾き方。指の独立が凄いんだろうな、とても真似できる奏法では無い。粒のそろった綺麗な軽い音色で繊細で優しい音。比べちゃ行けないんだろうけどシンフォニーホールで聴いたクン・ウー・パイクのピアノ全体が和太鼓のように響く音では無かった。弦だけがもの凄く綺麗に響いててそれはそれで美しい。オケも軽いんだけどロマン派っぽい音に変わっていて良い。ここらへんで指揮者が凄いのかと気づき始めた。

最後はベートーヴェンの交響曲第2番から第1、4楽章。交響曲がぶった切られるのは残念だけど仕方ない。

さっきはロマン派だったのに古典派の音に様変わり!丁寧にしっとりと、モーツァルトハイドンのように軽快な音で新鮮だった。ベートーヴェンって重厚なイメージだったから。ティンパニがウルサくなくてホントに良かった。古典派の時プロだとバチーン、バチーンウルサすぎるのが多い。

 

今日まで知らなかったけど指揮者の小林恵子さん好きになった。女性指揮者って三ツ橋敬子とか聴いて絶対に手に入れられることのないムキムキマッチョマンの重厚な音を追い求めてるイメージだったんだけど、小林恵子さんは女性であることを強みにしている指揮スタイルみたいで好きだ。男性指揮者には出来ない音色を追求してるのかな?って思った。オケの9割が女性ってのもあるのかな。

アンコールはクリスマスっぽい曲。知識不足で何の曲かわからない。サンタクロースがやってくる時に鳴っているシャンシャンって鈴を使っている曲。テンション上がったのかトランペットが吹きすぎていて音が裂けていた。

トランペット以外はもの凄く良かった。クラリネットもビックリするくらい上手いし弦楽器も今までに聴いたことないスッキリとした軽快な音で行って良かったな。

吹奏楽のためのスコア入門~演奏が変わるスコアリーディング講座~

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 小林恵子さん最近、本出しはったんやね。CDも録音して欲しいな。やたらと長い記事になってしまった。まだ書けるけど、おしまい。