ティンパニ・スタイルという物があるらしい。ドイツ式とアメリカ式。
関西フィルのブログを読んでいるとティンパニ奏者の募集の記事があった。関西フィルは最近ティンパニ奏者のエリック・バケラが退団したから補充するための募集だと思う。10月17日の第251回定期のプログラムにめっちゃ小さく書いてあった。
団員募集(オーディション)のお知らせ【ティンパニTop奏者1名】 - 関西フィルハーモニー管弦楽団のブログ http://blog.livedoor.jp/kansaiphil/archives/4621282.html
記事を読むと必ずドイツ式とアメリカ式どちらのティンパニ・スタイルか明記してくださいと書いてある。これを読むまでティンパニにもクラリネットのベーム式、エーラー式、ウィーン・アカデミー式のように色々種類があるなんて知らなかった。
調べてみると日本はアメリカ生まれのティンパニが広まったのでアメリカ式が主流らしい。ドイツ音楽好き、ドイツ寄りの音が好まれると言われる日本では意外!
クラリネットも日本は圧倒的にベーム式(フランス管)が広まってるのにエーラー式(ドイツ管)の奏者の音が人気だったりするし似てるのかも。
「ティンパニの配置ティンパニの叩き方:ティンパニの配置」ヤマハ楽器解体全書PLUS http://bit.ly/17sZa5Z
ヤマハの楽器解体書にわかりやすく書いてあった。外から見分けるには楽器の配置を見れば良いみたいなので今度コンサート行ったときにどんな並べ方してるか見てみる。素人考えとして打楽器は低音をガツンと響かせた方が良いんじゃ?ってことでドイツ式が良いように思える。
音程変化の方式も手締め式、ハンドル式、ペダル式と色々あるみたい。ドンドコドンドン!!っと単純に何気なく聴いてるけど深い世界があった。クラリネットも始める前とはめた後じゃ全然聞こえる音が違うし始めたらすぐわかるんだろうなー。(最初は、カール・ライスターとリチャード・ストルツマンの違いすらあんまりわからなかったw耳は鍛える物だと思う)
自分でやってみるとその楽器の聞こえる音色がめちゃくちゃ増える。クラリネットは書いたとおりだしピアノも始めた後の方がよく聞こえてそれがまた面白いからまた聴いてと、どんどん深みにはまっていくw
楽器とマレットと奏者の数だけ音色があるのに今まで無頓着に効き過ぎてたなと反省しちゃう気づきだった。
Concerto for Organ, Timpani and Strings in G minor ...
関西フィルの第249回定期で演奏されたの聴いたけど、ティンパニ・スタイルのことしってればもっと面白く聴けたのになー。良かったけどクラリネット無いじゃん!っとガッカリしてたw

プーランク:オルガンのための協奏曲、田園コンセール(再プレス)
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