ブルックナーとマーラー
ブルックナーとマーラーは大編成の交響曲で有名。よく一緒にされるけど伝わってくる物が全然違う。二人とも女性人気はイマイチらしい。たしかに脂っこい食事って感じがする。女性はサティとかフランス音楽のオシャレなサラダ的な音楽を好むらしい。
ブルックナーは、いずれ人間は死ぬと悟っててどっしり死と向かい合ってる。
マーラーは死にたくない!!うわーガシャンガシャーンパリーン!(食器棚倒す)やだー!って死に対して抗ってる。
ブルックナーは本能寺の変の死を悟ったときの信長のように覚悟は決まった!って感じで格好いい。
マーラーは徹底的に死から目を背けてる。肉体は死ぬとしてもせめて精神は不老不死で居たいと伝わってくるよう。交響曲第9番を作ると死ぬっていう噂話を怖がったって逸話もある。
個人的には交響曲に歌詞のある声楽を使わないで欲しいていう思いもあって今はマーラー好きじゃ無い。落ち着かない騒がしい音楽でやりすぎ大編成、大編成の音楽を作ろうとまず頭にあったと感じる。ブルックナーは頭の中にある音楽を表現しようとしたら大編成になったって感じ。マーラーのクラリネットの使い方も好きじゃ無い。ブルックナーは上手く使ってくれてる。
クラシック音楽館 N響コンサート 第1759回定期公演 http://www4.nhk.or.jp/ongakukan/x/2013-09-08/31/31385/
こないだのチョンミョンフン指揮NHK交響楽団のマーラー交響曲第5番聴いててそんなこと考えてた。聴いたこと無い奴は一つ一つ丁寧に聞いてるけどシックリ来ない。自分に合う演奏に巡り会ってない。
指揮者が変わったら全然違う響きになって急に好きになることもあるからクラシックは面白い。
Bruckner's Symphony No.8 w/Karajan conducting ...
カラヤンが神様のようになってる。音の響きが人間が作ったとは思えない神々しさ。どこか違う星で生まれたんじゃ無いかって音楽。

ブルックナー:交響曲全集(9枚組)/Barenboim Bruckner
- アーティスト: ブルックナー,ダニエル・バレンボイム,ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団
- 出版社/メーカー: WARNER
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: CD
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