理想のクラリネットの音
最初、吹き始めたときはクラリネットの音は一種類だったけど吹いててCDもたくさん聴くうちに色んな音が聞こえるようなってきた。
深くてまろやか、明るくて輪郭ハッキリだったり全てを吹き飛ばすような力強い音だったり吹く人の数だけ音がある。
今はリチャード・ストルツマンが好きでいつも練習する前に聴いてる。
Richard Stoltzman - Maid with the Flaxen Hair - YouTube
最初の1音で心を鷲掴みする強烈な引力。スピーカー越しでさえ視覚を忘れさせる。
どこまでも伸びていくじゃないかと思わせるノビのある音。
たぶん指を下ろしたときに出る音の加減までしてるはず。技術的なことを意識して聴いてみようと思って再生しても気づいたら聴き入って終了してしまう。
自分が吹くときは力強さはあんまり優先順位で言うと上じゃないんだけどミラン・ジェシハの力強い音は好きでよく聴く。強い音って厚いリードを感じさせることが多いけどこの人の音はそんな気がしない。
習ってる先生は薄いリードをしっかり鳴らす派の人でその考えに凄く賛同してて厚いリードの音はあんまり好きじゃ無い。
Flamme and Co - Milan Rericha clarinet - YouTube

- アーティスト: Milan Rericha, Marc Reift Philharmonic Wind Orchestra
- 出版社/メーカー: Marcophon
- 発売日: 2010/11/22
- メディア: MP3 ダウンロード
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